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大学4年間の間に、私たちの生活は大きく変化しました。先の見えない不安の中で、私たちは悩みながら、しかし懸命に制作に取り組んできました。
今年度の卒業・修了制作展のテーマは「穿つ」です。雨垂れ石を穿つというように、私たちの4年間の積み重ねは、物事をいい方向へと変化させるデザインの力になりました。今回の制作展はその第一歩と言えます。これからの新しい社会を創り出す私たちの一端を感じ取ってもらえると幸いです。
残念ながら今年度の制作展も、コロナウイルスの影響下により、通常の展示を行うことは叶いませんでした。しかしながら尚更、このような状況の中で、今回の制作展実現のためにご協力・ご支援いただいた全ての方々に心から感謝申し上げます。
卒業・修了制作展実行委員長
岡山県立大学デザイン学部・デザイン学研究科の令和3年度卒業・修了制作展の開催にあたりひとことご挨拶申し上げます。
学生たちは2年以上に渡る新型コロナウイルス(COVID-19)蔓延の影響により、卒業生・修了生は様々な制約の中で卒業研究に取組み、卒業・修了制作展を開催することになりました。
苦しみながらもやり遂げた成果はテーマに掲げた「穿つ」からも窺い知ることができます。
何れの成果も新型コロナウイルスによる社会の変化の中から、物事の本質を的確に捉え、隠れた真相を見抜くという穿った見方ができているように思います。
それぞれの穿った視点から制作された作品をご高覧の上、本学部・研究科へのご理解を一層深めて頂ければ幸甚に存じます。
最後に卒業生と先生方のご苦労に衷心から敬意と感謝を申し上げます。
岡山県立大学デザイン学部長・研究科長
いつの時代もデザインは「今を変える力」を持っている。新型コロナウイルスが生み出した世界規模の変化は、確かに私たちの日常に様々な制約をかけ、行く先々に暗い影を落とすものだった。けれど、私たちが日々学び積み上げてきた「デザイン」という力で、暗い世の中を穿つ作品を作り上げ、今度は私たちが今を変えて行く。
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デザイン学研究科[大学院]