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大学4年間、厳しくも温かく見守ってくださった先生方の御指導のもと、私たち学生は試行錯誤を繰り返し、目の前の作品に向き合ってきました。
私たちの学生生活は、新型コロナウイルスの影響を大きく受けました。しかし現在は、新型コロナウイルスにより制約を受けていたものが元に戻ったり、新しい価値観や生活様式が生まれたりしています。私たちが学んできたデザインは、後述のような新しい社会を築き上げる力を持っています。今回の制作展では、何度倒れても立ち上がってきた私たちの「Re:build」を作品から感じとっていただけると幸いです。
今後社会に出る私たちは、今まで以上につまずくこともあるとは思いますが、大学で学んだ事や経験を活かし、それぞれの新しい場所で精進してまいります。
最後になりましたが、この制作展を開催するにあたり、御協力・御支援いただいた全ての方々に心から感謝申し上げます。
卒業・修了制作展実行委員長
鎌倉涼花
岡山県立大学デザイン学部・デザイン学研究科の令和4年度卒業・修了制作展開催にあたり一言ご挨拶申し上げます。
卒業制作展は新型コロナの感染拡大により、ここ3年間は中止や入場を制限しての開催でありましたが、本年度は感染対策を十分に実施したうえで通常どおり開催する運びとなりました。
卒業生たちは大学に入学後、大半の期間をコロナと共に大学生活を余儀なくされました。こうした今までに経験したことのないような様々な制約の中で卒業研究に取組み、図録が発刊されることは誠に嬉しく存じます。卒業生と先生方のご苦労に衷心より敬意と感謝を申し上げます。
コロナ渦で社会から様々なことを要求された続けた大学生活からテーマを「Re:build」再建するに掲げ、社会に問われた課題をおのおの視点から制作した作品をご高覧いただきたいと存じます。
最後に、これからも訪れる困難に、この経験を糧に乗り越え、社会での活躍することを祈念して、挨拶とさせていただきます。
岡山県立大学デザイン学部長・研究科長
嘉数彰彦
rebuildは「再建する」と言う意味を持つ単語で、コロナ禍で減退した様々なものの再起を意味しています。
また、Re:はメールなどでの返信や返答の意味を持ち、コロナが蔓延しだしてから多くのことを社会から問われ続けた大学生活を経て導いた自分なりの返答を、集大成となる最後の制作物を「築き上げる」、「build」によってその解答を表現するという意味が込められています。
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デザイン学研究科[大学院]