岡山県立大学デザイン学部・大学院 卒業・修了制作展2007

『岡山県立大学デザイン学部・大学院 
卒業・修了制作展の開催にあたって』


 岡山駅などで見受けられるポスター、そしてみなさんのお手元に届いているかもしれないDMは、明るい色調のグラデーションとたくさんの花で構成され、とても喜ばしい印象をもたれたのではないでしょうか?

 まず、今年度の卒業・修了制作展の柱となるテーマとして「JOY」というものが設定されました。「JOY」には、卒業制作展をするにあたり、みんなの力を合わせて楽しいものにするということ、そして展示に来られた方々にも楽しめるものにするという思いが込められています。また、JOYには「成功」という意味もあるので、この先の卒業生の成功を願うという気持ちも込められています。
 このようなテーマから、今年度の卒業制作展のポスター・DMが制作されました。

 ぜひ、ポスター・DMを見かけられたときは近くでよくご覧になってみてください。岡山県立大学・大学院で勉強できる、グラフィックデザイン、映像デザイン、プロダクトデザイン、建築デザイン、セラミックデザイン、テキスタイルデザインという6つの要素を表した花の個性がよく分かると思います。
 そこで、その個性に興味をひかれたのなら、ぜひ展示会場で実際にその魅力を感じていただけたらと思っております。

 展示会場である岡山県天神山文化プラザでは、岡山県立大学デザイン学部及び大学院デザイン学研究科の、卒業・修了生の制作した約100点の作品が展示されます。今まで「デザイン」というものを学んできた学生の集大成をぜひ間近にご覧になってください。

 そして、展示においても、「JOY」や学生の個性をより近くに感じられるものにするため、今年度の卒業制作展では展示された各学生の作品を観るという以外に、学生と対話したり、また作品に触れることができたりといった、学生と展示を観に来られたみなさんの双方向な活動が積極的に行われる展示を計画しています。

 そのようなさまざまな広報・展示活動を通して、今年度の卒業制作展の柱となっているテーマにある、卒業生ひとりひとりの『JOY〜成功・喜び』を感じていただき、一緒に楽しんでいただけたら幸いです。

卒業・修了制作委員会総委員長 英武 聖惠